自分の可能性を広げる方法

自分の可能性についてどれくらい信じていますか?自分にはどれくらいの可能性があると思っていますか?やりたいことを探す時に自分の可能性を知らないと選択肢が本当に狭くなってしまいます。しかし、自分の可能性を信じていれば出来ることのアイディアがどんどん広がってきます。

やりたいことが見つからない人の多くが自分の可能性を信じられていないケースが多いです。
私自身も出来ることから探そうとしていたので、自分が持っている可能性なんて1ミリも考えに入れていなかったです。なので、起業という選択肢は当初は出てこなかったのです。
クライアントさんでも同じようなことは起きています。

「やりたいけど、出来るか分からない」、「やりたいけど、出来るとは思えない」これがやりたいことを見つけるのに邪魔をしているんです。自分の可能性を信じることで、自分にも出来るかもしれないと思えるようになり、心からやりたいことも見えてきますよ。

自分の可能性を信じられない理由

何かすごいことを成し遂げた経験などがないと自分の可能性を信じられないのは仕方ないことです。やれば出来るという経験をたくさん積んでいくことで自分の可能性を信じられるようになるからです。多くの方は、いろんな場面で「やれば出来る」という体験をしてきています。しかし、それを評価していないので気づいていないのです。なぜかというと、自分自身がそれを当たり前のようにやってきたからです。

自分にとって当たり前のようにやってきたことは、日常の1ページに過ぎず、それがスゴイことだとしても気づくことはありません。

例えば、私はワンオペ育児をしながらフルタイムで働いて残業をほとんどしないで派遣社員として働き始め、最後は管理職になっています。会社の流れに従っただけですが、人からスゴイと言われることもあります。それとか、部屋がいつもきれいですごいねと言われることもあります。だけど、物が出ているのが嫌いなので、物が散らかっていないだけで隅々まで拭き掃除してキレイにしているわけではないからスゴイとも思わないわけです。だけど、部屋が散らかってしまう人からしたらスゴイと思われるわけです。自分にとって当たり前だし、日常的なことも、それを望んでも出来ない人からしたらスゴイとなるのです。

それはいわゆる強みにもなるんだけど、自分にとって当たり前のことだし評価に値しないのです。そうすると、そうゆうことができる自分に対しての評価をすることはないので、自信にもならないし、自分が持っている可能性として認識することもないのです。

当たり前については、お風呂の鏡のウロコ汚れから解放された話をアメブロで書いているので、良かったら読んでみてね。

自分の可能性を信じるには

自分の能力を信じていなければ自分には出来るとは思えないですよね。だからこそ、自分の強みである当たり前に出来ることを知ることが大事です。(強みの見つけ方はこちらの記事から)

その時に有効なのが他人の視点です。自分では当たり前に出来ていることは自分ではスゴイとは思えないので、人からの評価がヒントになります。しかし、これもちょっと厄介で、謙遜して受け取っていない方も多いんですよね。

友人

○○さん、いつも相談に乗ってくれてありがとう。優しく聞いてくれるし、頼れるお姉さんって感じで、誰でも相談したくなる存在ですよね。

わたし

いやいや、そんなことないよ。私、長女だからそんな風に見られるだけだよ。ちゃんと相談なんて乗れないし、別に聞いてあげてるだけだから・・・

例えば、こんな会話。これで、カウンセラーという可能性は消えるわけです。

このように自分の強みを知って可能性を信じられていないと、選択肢はどんどん消えちゃうの。だからこそ、人からの誉め言葉は受け取るということが大事なんだよね。特に起業したい、あるいは起業しているのなら、この人からの印象ってめちゃくちゃ貴重。しっかりと受け取ることで、自分を評価できるようになり、私にも出来るかもって自分の可能性を信じられるようになってくるよ。

自分を知ること、自分を評価すること、自分を信じること
これが自分の可能性を信じるのに大事なポイントです。

自分の可能性を広げるには

自分が本当にやりたいことを見つけて実現させていくには自分の可能性をどんどん広げていきたいですよね。人からの評価も含めて自分の知った強みを活かして自分自身が本当にやりたいことを明確にしていってください。その時に大事なのが自分に出来るか?ではなく、自分がやりたいか?で考えることです。

可能性が狭いときに自分に出来ることを考えると、本当に少ない選択肢しか出てきません。
私の場合は、英語が出来る、子供が好き(育児経験がある)、この2つしか出てこなかったので、英語教室という選択肢しか出てきませんでした。まさに出来ることだけです。

しかし、出来るか出来ないかではなく、自分がやりたいこと、やりがいがあること、やったら楽しいと思うこと、人からよく言われる自分の魅力や強み、得意なこと、それを考えると全く違う選択肢が出てきました。(私はこれを見つけるのに4年かかりましたが・・・)

私はセッションを通じて、クライアントさんの上記のようなことを引き出して、本当にやりたいことを見つけるお仕事をしているので、見つかった瞬間に立ち会っているのだけど、最初から自分でそれをやりたいと思っていた人は本当に少ないです。自分の可能性を信じて、広げることが出来たからこそ、導き出せた選択肢なんです。

自分一人ではなかなか見つけることが難しいけど、人の意見を聞いて、それをしっかりと受け取って自己評価して、そして、それを自分自身のやりたいことに結び付けてみる。そうすると選択肢が広がってきます。そして、それをまずやってみることです。やってみることで、出来たという成功体験をすることが出来ます。その体験こそが自分の可能性をさらに広げるものになるのです。

自分のやりたいことを見つけて、まずやってみるということから始めてみて下さいね。


自分のやりたいことや強みが分かる質問シートは以下から入手できます。活用してみてね。