やるかどうか迷った時の決断方法

人生は選択の連続と言われているけど、やるか、やらないかで悩むことって多くないですか?
朝起きた瞬間から、今すぐ起きるか(スヌーズ止めるか)、起きないか(スヌーズ機能使うか)から選択は始まってるよね。(目覚ましなしで起きられちゃうエライ方は別でしょうが。)

自分でも気づかないほどの小さい選択は実は、普段でも沢山してるんだけど、それが大きな決断なほど、決めるのに勇気が必要だったりするよね。だけど、その決断が出来ずに悩んでいる時間が長すぎると人生の時間を無駄にしちゃうので、出来れば避けたいもの。一度きりの人生だから、悩んでいる時間より、好きなことをやっている時間に使った方が楽しいよね。悩んで時間やエネルギーの無駄遣いをしていてはもったいない。だからこそ、悩んでモヤモヤしている時間を短くするために早く決断できる方法について書いていきますね。

やるかどうか迷う理由

やるかどうか迷うってことは、本当はやりたい気持ちがあるから。絶対にやりたくない時は迷わないからね。そして、やるかどうか迷っている時って必ず自分の頭の中で対話が行われているよね。その対話が行われる理由って自分の素直な感情のを邪魔する思考が働くから。では、具体的にどんな思考が自分の素直な感情を邪魔するして迷いが生じているか見ていきましょう。

正解を探す

例えば、魚が嫌いな人が「魚食べる?」って聞かれたら「NO」って答えるよね?ここに迷いは一切ないはず。だけどさ、立場が上の人のご自宅に伺った時に、「今日、私が釣ってきた魚なの。新鮮ですごく美味しいよ、食べる?」って聞かれたら、迷う人もいるはず。断ったら申し訳ないな。断ったら嫌な気持ちにさせちゃうかな。って計算が働くわけ。
どうするのが正解なのかを探すことによって迷いが生じるんだよね。
多くの日本人は、どうしたら正解なのかを考えがち。そうすることによって自分がどうしたいのかという気持ちが置き去りにされちゃっているわけ。そうすることで、素直に自分の意志で決めればよいことを決められないという現状を作っちゃってるんだよね。それによって自分の本当の気持ちと、自分の固定観念から正解だと思っていることとのアンマッチによって迷いが生じてしまうことになる。

損得勘定がある

人間誰だって損をしたくないよね。だから、何かを選択するときに損をしないように思考が働く。分かりやすい例でいえば、何かを買おうと思っている時に、元を取れるかって考えるよね。日用品を買うのならば、ちゃんと使うだろうか、着るだろうか、とか、健康サプリとかを買うのなら、ちゃんと効くのだろうか、効果は得られるかな、と考えるよね。だって、無駄なものにお金を使いたくないからね。そうすると、欲しいという気持ちだけで動くことはなく、損しないようにと計算が働く。損をしないか考えることによって迷いが生じるんだよね。

人の目が気になる

正解を探すのと近いんだけど、自分の選択がどのように人に思われるのかが気になって迷う人も多いよね。これやったら誰かに何か言われるかもってやつ。起業をしたら発信をするようになると思うけど、そんな時にもこの感情が働くよね。こんな発信して何か言われるのではないかという不安。以前、髪の毛を金髪にしたいけど、子供がいるから他の保護者に何か言われるのではないかと思って出来ないでいる方がいたけど、それなんてまさに、自分はやりたいのに人の目が気になって出来ない典型だよね。そうすると、金髪にしたいけど、迷うとなるわけです。人の目を気にすることによって迷いが生じるんだよね。

不安や恐れ

やることによって生じるリスクを考えてしまうことです。これは結構多くの人が抱えています。やるかどうか悩むことって経験がないとか少ないものが多いです。なぜなら、すでに経験して結果が分かっているものは不安や恐れが小さいからです。だけど、初めてのことになると結果が分からないから怖いのです。見えないもの、分からないものは怖いよね。暗闇になると怖いのは、周りに何があるか見えなくて分からないからですもんね。分からないものに対する不安や恐れによって迷いが生じるんだよね。

迷いを小さくするには

上記に書いたように迷いが生じるときには自分の感情や願望に素直になれない思考が働くから。
私がコーチ養成講座に入った時の話だけど、やりたいという強い願望があったんだけど、あまりの高額な講座料にちょっとビビッて足踏みをしてしまったんだよね。考えてみたら、あの時は正解を探していたかな。こんな金額を自分に投資していいのかという正解探し。それと、大金を使ってしまう不安だよね。貯金がなくなってしまう不安。「これが天職だ!すごくやりたい!」って強く思ったのに、その感情が躊躇させたんだよね。

本心の私

コーチングって、すごい効果があるんだ。私のやりたいことそのものじゃん。めっちゃやりたい!これが出来たら最高だし、やりがいのある仕事につける。やりたくてたまらないよ~。

正解を探す私

おいおい、会社辞めるなら貯金は多い方がいいんじゃないの?そんなお金使ってもいいの?これから子供にもお金がかかるんじゃないの?そんな大金を自分のために使ってもいいのかい?

こんな会話が頭の中で繰り広げられていたんだよね。やりたい気持ちは強くあったのに。

そこで大事なのが、自分の気持ちなんだよね。

こんな邪魔が入ったけど決断できたのは、周りのアドバイスも大きいんだけど、自分が本当はどうしたいのか?ということを考えてみたら、「やりたい」以外の選択肢はなかったの。

やらないと選択をするためには、やらない言い訳を探さなければならなかったんだよね。そう、結局は正解を探す私はやりたい気持ちを抑えるための言い訳をしていただけだったの。

自分の気持ちに正直にいること、自分がどうしたいかをしっかりと意識すること、それが迷いを小さくするのにとても大事なことなの。自分軸とか信念ってやつだよね。
これを意識することで迷いはかなり小さくなるよ。

あと、損得勘定を考えてしまう人には、やるメリットとやらないメリットを書き出してみることも効果があります。それでやるメリットの方が多かったり魅力的だったら客観的に判断できるようになりますよ。

最後に、不安や恐れを感じているのなら知っておいて欲しいこと。分からないこと、見えないことへの不安があるのは当然なんだけど、その心配の9割は起こらないと言われています。起こりもしないことに対して事前にあれこれと思い悩んでも答えは出ません。不安や恐れが出てしまうのは仕方ないけど、その9割は起こらないと思っていると勇気が出て迷う必要がなくなります。

それでも決断に迷うのなら

理屈が分かっても、なかなか決められないこともあると思います。どれが正解なのか、本当にこれでいいのか、本当は自分はどうしたいのか、今まで自分を尊重してきていないと簡単に出来るわけではありません。だとしたら、とりあえずやってみましょう。

正解はやってみてから決める。

正解が何なのかと悩んでいても答えは出てきません。なぜなら、正解は自分が決めるものだからです。世間一般とか自分がいる環境での常識とかそんなものは一切関係ないのです。誰かにとっての正解が自分にとっての正解ではないからです。だとしたら、何が正解なのかはやってみることで見えてきます。やってみたら、すごく楽しかった。やってみたら合わなかった。それはやらなければ見えないことです。悩んでいるということはやりたい気持ちがあるからです。だとしたら、まずはやってみましょう。そうすることで自分の気持ちが見えてきますよ。


自分のやりたいことや強みが分かる質問シートは以下から入手できます。活用してみてね。