やりたいことが分からない状態に終止符を打つ方法

「やりたいことを探し続けて何年も経ってしまった」「好きや得意がバラバラで結局選べない」

そんな“迷子状態”に終止符を打つには、闇雲に探すのではなく、正しいステップが必要です。この記事では、やりたいことが明確になる3つのプロセスを解説。

長い間モヤモヤしてきた方が、今日から方向性を見つけるためのきっかけになる内容です。

やりたいこと迷子が増えている理由

変化の激しい時代。私の小さい頃の当たり前は、当たり前ではなくなっているし、小さい頃どころか、10年前からだって大きく変化している。変化だけでなく、多様化している。また、情報が簡単に手に入る時代になり、情報が周りにあふれている。そのような時代に、やりたいことを探そうとすると、選択肢が多すぎると感じませんか?

ちょっと例をあげますね。私が中学生の頃は、志望高校を選ぶ時には学区制でした。住んでいる場所で、自分の学区が決められていて、自分の成績のレベルだと、この学校かなというのが見えていました。迷うとしても、その上下、どっちにするか程度でした。しかし、私の子どもたちは学区制はなくなっていたので、どんな高校でも選べました。そうなると志望校を選ぶ際の選択肢が非常に多くなります。その中で、成績だけではなく、制服は?場所は?カリキュラムは?特徴は?といった、いろんな要素を見て比較検討して決める必要があったようです。私の子どもたちは、それぞれが重視する要素を持っていたので、それを元に決めていました。しかし、逆に自分の希望がハッキリしていないと、自分が求めているものがハッキリしていないと、選ぶことが非常に難しいのです。

選択肢が多いのはいいことのように思えますが、どうしたいのか見えていない人にとっては、選ぶことを難しくしてしまいます。レストランなどに行く時、メニューが多いお店は嬉しい気がしますが、自分が食べたいものが分からない時には、逆に迷ってしまって、お勧めの一品を教えてもらった方が助かるって思う時もありませんか?私は決められないタイプなので、あまり多いと困ってしまいます(笑)

そうなんです。選択肢が増えれば、増えるほど、迷わされてしまうのです。自分がこうしたいと決まっていない限り、選択肢が増えている今の時代は、迷ってしまうことは、当然と言えますよね。

また、人生100年時代なんて言われていて、セカンドキャリアも考える時代になっています。一つの仕事をして終わりという方は少なくなっていて、キャリアチェンジも簡単になっています。そう言った意味で、選択する機会も増えているのです。

選択肢も多いわ、選択する機会も多いわ、となると、やりたいこと迷子が増えてしまうのは当然ですよね。ただね、これは悪いことではなくて、自分の人生を選べるチャンスでもあるのです。やりたいことが分からない状態から脱出できれば、やりたいことを選択できる世の中になっている今に感謝したくなるでしょう。

やりたいことが分からない3つの根本原因

外に答えを求めている

やりたいことが分からない時に、いろんな情報を探しにいきませんか?
私も同じように探していました。情報は探せばいくらでも出てくるので、探せば、探すほど分からなくなったりするものです。でもね、私もそうなんだけど、やりたいことが見つかったキッカケは、自分を知ることだったんです。

「何が好き?」、「何が嫌い?」、「どんなことにやりがいを感じる?」、「何をやっている時に幸せを感じる?」、「人からなんと言われることが多い?」などなど、自分のことを知れば知るほど、自分が何を求めているのかが分かってきます。

それをしないで、ただ情報だけを見ていても、アンテナ張っていないから何も引っかからないのです。こんな情報が欲しいって分かっている状態で、情報を探せば自分に必要な情報を抜き出せるのだけど、何が欲しいか分からない状態で情報を探しにいっても何も入ってこないのです。

車を買おうと思ったら、車の広告がめちゃくちゃ目につくようになったなど、何かが欲しいと思ったときに、その情報が多くなったように感じるような経験はないですか?
それと同じで、何が欲しいかが分かっていないと有益な情報はとれないし、分かっていると入ってくるのです。

私が、「何がいいと思う?」「どうすればいいと思う?」って友人に聞かれたら、大体こう答えています。それは、「あなたはどうしたいの?」です。それが分からない限り、答えは見つからないから、そう聞くのです。もちろん、何をやりたいのか、どうしたいのかに気づくためのサポートは得意だからするけど、友人の正解は私には見つけられないですからね。このように、あなたの中にあるものを探さない限り、答えは見つからないのです。

「べき」思考が強い

やりたいという感情より、ああすべき、こうすべきなど、「べき」という考えが強いタイプだと、今まで、無意識かもしれないけど、やりたいという感情を、おさえてきた可能性が高いです。やりたいことをやっていいと自分に許可を出せずに、○○するのが正解だと思って行動してきていたら、やりたいことにフタをしてきたことになる。フタをしていては、見えないのは当然ですよね。

長年、自分のやりたいことをやってこなかったら、急に好きにしていいよーって言われても、自分がどうしたいのか分からないんだよね。親はどう思う?家族はどう思う?人に迷惑をかけないかな?!そうやって無意識に計算していたら、やりたいこと探しをする時も、無意識に計算が働いて、自分がやりたいことを押し込めている可能性が高いです。

そうなると、顕在的にやりたいことが見えないから、やりたいことが見つからないという現状を作ってしまうのです。

出来ると思っていることから探している

これも私の経験から体感しているのですが、やりたいことを探すときに、自分が出来ると思っている中から探すとなかなか見つけることが出来ません。自分が出来ると思っているという書き方をしたのには、ちゃんと理由があって、”出来ること””出来ると思っていること”に大きな乖離があるからです。

本当にやりたいことは、自分が出来ると思っていることの中ではなく、あなたがすでに持っているけど、認識していない出来ることの中にあることが大半なんです。

ただ、自分が出来るとは認識できていないので、残念ながら、選択肢にはあがることはありません。私も起業するとか、人前で話す研修の講師をするなど、考えたこともなかったし、出来ると思ったこともありませんでした。(人前で話すの苦手でした・・)出来ると思っていないので、選択肢に出てこずに、やりたいこと探しに4-5年もかかってしまったのです。なので、正しいステップで探すことが大事になるのです。ということで、ここからはやりたいことを見つけるステップについて解説していきますね。

やりたいことを見つけるステップ

STEP

固定観念を取り除く

べき思考が強かったり、人の目が気になって自分の意見を言えなかったりする場合は、もしかして、自分の願望にフタをしてきた可能性が高いかもしれません。こうすべきというものは、全て事実ではなく、自分オリジナルの固定観念なんです。環境が作った固定観念だとしても、それは事実ではありません。思い込みというのは、人の思考に大きく関与してきます。

例えば、リンゴは赤いと思い込んでいたら、青い実を見ても、リンゴだと思わないかもしれません。だけど、青リンゴもあると知っていたら、青い実を見た時に、リンゴかな?!って思いますよね。青リンゴはもうすでに知っているかとは思いますが、誰にでも分かりやすいように、この例を書かせてもらいました。リンゴは赤しかない!って思い込んでいると、気づけないということなんです。このように思い込みが思考を狭めていることが想像出来ますか?(分かりにくかったらごめんなさいね)

自分には何もないと思っていたら、強みは見つからないし、40過ぎて新しいことを始めるのは無理と思っていたら、チャレンジすることを止めてしまいますよね。だからこそ、自分オリジナルの固定観念に気づいて、そんなことはないよ!ということを体感してもらうことが大事なんです。そうやって思考をほぐしていかないと選択肢が狭いままになってしまうのです。まずは、思考の枠を広げるところからがスタートです。

私のクライアントさんたちも、ガチガチの思考になっている場合は、そこをほぐすところから取り組んでいくと、やりたいことがどんどん見えてきて、見つかっています。

STEP

自分の中にあるワクワクの種を見つける

思考をほぐした後は、あなたの中にある真の願望を見つけていきます。
真の願望というのは、あなたがこうなら幸せという固定観念や、この方がいいだろうという願望ではなく、心の底から望んでいる願望です。
私のクライアントさんで、コーチングを受ける時の目指すものが変わった方も何名もいます。最初は、これを手にしたら幸せだろうという気持ちで設定をしたのですが、セッションを受けて、自分の心の中にある真の願望に気づいて、「私が手にしたいのはこっちなんだ!」と修正をするのです。それくらい、自分でも真の願望に気づいていないことも多々あるのです。STEP1の思い込みによる固定観念も関係していますよね。

真の願望を見つけるためには、コーチによる質問が有効です。あらゆる観点からあなたの潜在願望にアプローチすることが出来るコーチとのセッションを受けると、真の願望が見えてきます。コーチとして話を聞いていると、クライアントさんのエネルギーが高まるのを感じることが多々あります。本当に心から望むことが見えると、声のトーンが変わったり、表情が明るくなったりするのです。自分では気づかないこともあるかもしれませんが、明らかにこれがこの方の心から望んでいることなんだなというのが分かるくらい見えるんですよ。

私自身も、ワクワクの種になることが見つかったことが、やりたいこと探しに有効でした。私は人の成長や組織の改善にとてもやりがいを感じることが分かったのも、自分の中にあるワクワクの種を見つけたからでした。

固定観念を外した状態で、話をしていると、あなたのエネルギーが湧いてくるワクワクの種が見つかりますよ。

STEP

実際に仕事になるものを探していく

あなたのモチベーションの種になるものが見つかったら、次は、それをどうやって仕事としてやっていくのかを考えていきます。私の場合は、人の成長と組織の改善というのがワクワクの種でした。そして、それを実現できる仕事としてコーチという職業を見つけたのです。もちろん、他の選択肢もあるかと思いますが、私にはコーチングがやりたいことと紐づいたのです。

私の事例のように、ワクワクの種が見つかったら、それを仕事に活かすにはどうしたらいいかということを考えていきます。ワクワクの種が見つかっても、それを活かす場所がなかったら、ワクワクを手にすることが出来ないので、どうしたら、ワクワクの種を育てていけるのかを考えるのです。

ここでは情報が活用できますよね。この時は、すでに何を探しているのかが明確になっているので、自分に必要な情報をキャッチすることが出来ます。ソートをかけた情報を集められるので、欲しい情報を集めることが出来るのです。このタイミングではじめて情報を探しにいくことが一番の近道になります。

情報をしっかりとリサーチして、自分の真の願望を実現できるものは何なのかを調べていき、それをやりたい仕事にすることで、やりたいこと探しから解放されて、やりがいのある仕事を実現することが出来るのです。

あなたが次に取るべき一歩

上記のステップに納得していただけたでしょうか?やみくもに情報を探すのは一旦止めてください。その前に、あなたの中にある思い込みを探してほぐす、真の願望を探す、この2つのステップを先に進めてください。その前段階があるからこそ、やりたいことを見つけることができるのです。やりたいことが分からないのには必ず理由があります。やりたいことがないわけではありません、正しい順序で探していないだけなのです。

自分を知るための行動は、普段の生活の中ではなかなかやる機会がありません。しかし、リサーチは沢山やっているでしょう。インプットばかりやっていて、あなたの中にあるものをアウトプットするということは、なかなか出来ていないのではないでしょうか?それこそが、今、あなたがやるといい最初のステップです。

そこで有効なのが、コーチングセッションです。自分の中にあるものをアウトプットするためには、引き出す何かが必要です。それがセッションで使われる質問になります。人は質問をされると話し始めることが出来ます。「好きに話してください」と言われても、「・・・」となってしまいますが、「あなたの学生時代の楽しかった思い出は?」などと聞かれると、頭の中で学生時代に記憶を戻して、思考が動き出しませんか?そして、「それはね、、、」と話し始めるのです。質問の力によって、思考が動き、話が出てくるのです。そして、その話の中に、あなたを知るキーワードが沢山眠っています。真の願望を見つけるヒントがちりばめられています。やりたいことは、実はあなたの中に眠っているのです。コーチングセッションでそれを引き出していきませんか?それこそが、あなたがやりたいこと探しから抜け出す第一歩になりますよ。

まとめ

上記に書いたように、やりたいことは、ひとりで考えていても見つからないことが多いもの。やりたいことを見つけるステップには他力はものすごく重要なのです。

体験セッションでは、あなたの価値観・経験・願いを丁寧に対話しながら整理し、“やりたいことの方向性”を一緒に浮かび上がらせます。

混乱している方ほど、まずは気軽にご相談ください。分からないから相談しないのではなく、分からないから相談するのです。相談された方は、何を相談していいか分からないくらいもやもやっとしていたけど、相談して良かったとおっしゃっていますよ。