場所を選ばず自由に働ける仕事とは

女性は特にですが、ライフステージによる環境の変化が大きいですよね。育児、介護など何か時間を取られるものと仕事を両立する必要がある方も多いです。そんな時に、時間や場所に縛られた働き方をしていると窮屈に感じることもあるし、そもそも状況的に不可能な方もいて働くことを諦めることになってしまいます。しかし、働きたい意思があるし才能もあるのに、それを活かさないのはもったいないですよね。

そこで、起業したい、自分で働く場所や時間を選べる仕事がしたいと思っている方も増えています。最近は、IT環境が整っているので、ノマドワーカーと言われる場所を選ばない働き方をする方も多いし可能性は広がっていますよね。

しかし、そのような働き方をされる方がいる一方、自分は特に技術はないから出来ないのではないかと可能性を感じていない方もいるかもしれません。そこで、場所を選ばずに自由に働ける仕事には、どんなものがあるのかを見ていきましょう。

場所を選ばない仕事が求められている理由

今は共働き世帯は増えていますが、やはり子育てしながら働くのは時間的には大変ですよね。
私自身は、専業主婦というのが性に合わなかったため働きたいという意思の元、働きに出ていましたが、子育てとの両立を考えて、残業のない仕事を選びました。

そもそも、当時は起業ブームもなかったし、ここまでオンラインで仕事するのが当たり前の時代でもなかったので、働くとなると会社勤めという概念しかなく、私が産後働くときには、派遣社員という社員よりは少し自由度の高い働き方を選択しました。(残業なしとか選ん条件で働くことが出来たので)

残業もなく勤務地も近かったため、お迎えがそこまで遅くはなかったけど、フルタイムで働いていたので夜子供といる時間は少なめだったかもしれません。当時はそれが当たり前だと思っていたし、働きたいという自分の意志があったので大変とは思いませんでしたが、子供との時間は少なかったかもしれませんね。

保育園に迎えに行って、帰ったらキッチンに直行して、夕飯の支度して、食べさせて、そのあとはお風呂に入って、寝かせる。そんなスタイルでしたね。残業のある仕事をしている方はもっと大変だと思います。子供の成長って本当に早いです、その瞬間に立ち会っていたいと思う親だって多いですもんね。その時に、もう少し自由度の効く仕事があれば子育てとの両立もラクになるのでありがたいですよね。

自分のプライベートも充実させながら働きたいという人は増えているし、子育てなどとの両立をするにも時間や場所を選ばないのは、子供が体調を崩した時もありがたいです。登園は出来ないけど、元気な時とかもありますからね。うちは息子が骨折して一人で動けるようになるまで、2週間保育園に行けない時期があったのですが、さすがに2週間も会社を休むわけにいかないので実家にお世話になりました。それは実家が近かったので可能でしたが、預け先がなければ、それは不可能ですからね。

出産、育児、介護など、だいぶ男性の参入も増えていますが、まだまだ女性の方に負担がかかっている割合が大きいです。そんな時に、臨機応変に対応できる働き方を望む人は多いですよね。

場所を選ばない働き方の可能性が拡大

新型コロナウィルスの影響で、今までオンラインなど考えられなかったこともオンライン化が進んでいます。また、Zoomなどのオンラインシステムも普及してきて、今まで知らなかった方たちへの認知度も高まって利用者も急増しています。

私自身、コーチングは絶対に対面が良いとおっしゃっていたクライアントさんも外出自粛が長期化したためセッションの間隔をこれ以上延ばすのは良くないとオンライン化になって、今ではZoomを活用されています。

70代の母親もスポーツクラブのレッスンがオンライン化したので、Zoomの使い方を教えてくれと頼まれ、今では自分でZoomで参加しているようです。

それくらいオンライン化は加速してユーザーも幅広い年代に拡大しています。そうなると、苦手で無理という人が少なくなってきているので、オンラインでビジネスをすることは珍しいことでもないし、受け入れられない状況ではなくなっています。

オンラインで仕事が出来るということは、パソコン・スマホやネット環境さえあれば、場所を選ばずに仕事が出来るということになります。そして、お客さんになる方たちもオンラインへの抵抗が少なくなっていればビジネスとしての可能性は広がっていますよね。

今まで対面が当たり前のことがオンラインでも出来るようになってくると、固定の場所にいる必要がなくなるので、好きな場所で仕事をすることが可能になるのです。

可能性を広げる方法についてはこちらの記事を読んでみてね。

オンラインでやりやすい仕事

オンライン化が進んでも、例えばエステや整体など相手の身体に触れないと出来ない仕事はオンライン化は難しいですよね。どんな仕事がオンライン化しやすいかというと、無形商品で口を使う仕事が一番ハードルが低いですよね。講師、コンサル、コーチ、カウンセラーなど。話をすることがメインのお仕事です。

私は特に技術やスキルを持っていないのですが、そのような仕事をすることは可能なのでしょうか?

目に見える技術やスキルだけではなく、自分の特性、強み、経験を棚卸ししてみると出来ることが見えてきますよ。

自身の経験が人の役に立てることも多くあります。分かりやすい例を言えば、子育て経験者が新米ママさんのサポートをするのはまさにそうですよね。赤ちゃんの抱き方、おむつの替え方、泣いたときの対処方法、これは資格がなくても経験があれば教えることが出来ますからね。

この例のように自身の経験などが人の役に立てることも多くあります。ご自身の強みを活かして、どのような方にお役に立てるかどうか、これがビジネスを考える上で大事です。

意外と自分では気づいていない人の役に立てるものを持っていることがあります。ご自身の経験や人に褒められることなどを棚卸ししてみることをお勧めします。また、それをどのようにしてオンラインで提供できるかを考えると、場所や時間を選ばない仕事を作り出すことが出来ます。

ついつい固定観念から考えてしまいがちですが、オンライン提供できる商品を作ることは可能なので、まずは自分の強みを明確にしてみてくださいね。

ただし、自分の強みって自分では当たり前にしていることなので自分で価値を感じることは難しいです。ですから、第三者の意見を取り入れてみることをお勧めします。
周りにそうゆう人がいないのなら、専門家に頼ってみるといいですよ。


自分を知るための質問シートは以下から入手できます。活用してみてね。