失敗が怖くて行動できないを克服するポイント

起業を成功させるのも、自分に自信をつけるのも、自分を変えるのもすべてにおいて必要なのが行動することです。セミナーや塾、本など、成功のために必要なスキルを手に入れることは簡単に出来るよね。だけど、変われていないのはなぜだと思う?実践していないからというだけ。
これをやったら集客できます、これをやったら成功します、それ出来てる?全員が出来ていたら全員が成功者になれるよね。だけど、継続してできる人が少ないから成功者が一部なんだよね。

じゃあ、なぜ実践(行動)出来ないのか。いくつか原因はあるけど、その中で不安や恐れが大きいという理由も多いので、この記事では失敗が怖くて行動できないのを克服する考え方を見ていきましょう。

行動できない理由

行動ができない時の理由っていろいろとあるけど、よくあるものだと、以下のようなこと。

  1. 失敗が怖い
  2. うまくいくか分からない
  3. 出来るか分からない
  4. 誰かに何か言われるのが怖い
  5. どう思われるのか気になる
  6. やり方が分からない
  7. 努力してまで得たい結果じゃない

上記のような考えって、いわゆるマインドブロックとかメンタルブロックとか、
行動するのを邪魔する障壁だと捉えられているよね。
コーチングはゴールや目標を最短で達成するのをサポートするから、
クライアントさんのこのようなブロックを外すことはセッションの中でよくやるの。
だからこそ、セッションの後の感想で、「行動したくなりました」、「何をやるか分かりました」、「やる気が出てきました」という言葉を多くもらいます。
それは、行動できていなかった理由を明確にして対処するからだよね。

この記事での行動できないって、得たいものがあるのに、やりたいのに出来ないという前提だから、⑦については除外するとして、また⑥も分かっているけど出来ないということで除外するね。

①から③は、結局は失敗する、うまくいかない、成果が出ないことへの恐れだよね。
④と⑤は、人の目が気になるということで他人軸で動いているからなので、
これは本当にやりたいことなら、どうでもよい人の目は無視して覚悟をもって進んでいいからね。
しかも、他人の目が気になっている時って、成功したらそんなに思わないんだよね。
頑張ってやっているのにうまくいかなかったら恥ずかしい・・・って、
やはりうまくいかないことへの恐れから来ていることも多いんだ。

ということで、失敗に対する恐れを克服することが行動に繋がるから、
以下のポイントを自分のものにして、恐れずに行動してみてね。

失敗を恐れる理由

今まで失敗して痛い目にあったことありますか?
失敗を恐れて石橋を叩きまくって渡れない人も結構います。
クライアントさんでも、そうゆう方もいました。(克服しましたよ~)

その方のビフォーの頃の頭の中は、どうだったと思いますか?

失敗=悪

失敗なんてしたら、人生どん底だって思ってたんです。
自分はうまくできない、嫌なことばかりが起こる、
その上、失敗してしまったら、そこから自分は這い上がれないと思っていたんです。
だから、それを避けるために失敗しないように慎重に慎重に行動を先送りしていたんです。

結果、それが成功につながったと思いますか?幸せにつながったと思いますか?
繋がってないんです。行動しないから、自分の欲しいものは一つも手に入らず、我慢ばかりして人生を楽しめてなかったんです。

失敗することが悪だったり、
失敗したら人生が楽しめないなんて、単なる思い込み!

失敗することを恐れている人と恐れていない人、違いはどこにあると思いますか?
それは、失敗した時の捉え方なんです。

失敗を恐れていない人は、失敗は悪ではなく善なんです。
失敗は成長であり、学びなんです。

失敗したときに、自分を責めていませんか?
失敗することが悪いと思っていると、失敗した原因を作った自分はもっと悪いんです。
「なぜ、失敗したんだ、お前が○○したからだ!」と自分を責めがちです。
失敗を悪いことだと思っていると、悪いことをやったら叱られますもんね。

エジソンの有名な言葉がありますよね。

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ  -トーマス・エジソン

失敗は成功するためのプロセスであり、成功するための学びなんだよね。

では、ここで問題です。

成功者がたくさん持っているものってなんだ??

お金とか人脈とかではなく、、、失敗体験なんだよね。

たくさんの失敗をしてきたからこそ、成功する方法を見つけられたの。
ということは、失敗って成功への近道とも言えるよね。
失敗のない成功なんてないんだよね。

ビジネスにPDCA*が必要って言われているように、
まずやってみることが大事なので、その結果はプロセスの一部でしかない。
*Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

それを繰り返すことでより良い結果を得ることが出来るんだよね。
失敗は成長になくてはならないものなんだよね。

何事もやってみるまで結果は分からないのだから、
コントロールできないものを恐れていては先に進めない。

うまくいかない結果になったとしても、
それはうまくいかないということが分かったという成果を得ているから、
確実に成功までのプロセスを上っていることになるんだ。

そしたら、失敗は悪ではなく、
完全に失敗は成功するためのステップだよね。

このように失敗したときに失敗した自分を責めるのではなく、
失敗したことで学びを得たと自分を褒めることが出来たら、失敗は怖いものではなくなる
よね。

失敗を恐れる前に考えるべきこと

失敗を恐れていると頭の中が失敗のことばかりになってしまいます。
失敗のことばかり考えていると、それが現実化してしまいます。
そんなこと望んでないですよね。
だからこそ、失敗を恐れる前に以下のことを考えてみて下さいね。

目的を思い返してみる

自分が得たいものがあるから、目的、夢があるから行動したいと思っているはず。人は、失敗を恐れて行動できないと行動できないことにフォーカスしがちです。
どうしたら行動できるだろうかと行動できないことに悩んだり、自分を責めたりしてしまいますが、
そもそも行動したいと思った目的は何でしょうか?

起業で成功したい理由ってなんですか?
成功して何を得たいですか?
なぜ、起業したいと思ったのですか?
誰をどんな状態にしたいですか?

行動したい目的の方に目を向けてみて下さい。
何か悩みを抱えていると、どうしても悩みの方に目を向けがちです。
でも、本来の目的が必ずあるのです。
その叶えたい夢や目標に対して自分の思いがありますよね。
それに対しての思いを今一度思い返してみて下さい。

行動したら、それが手に入るんですよ。

ワクワクしてきませんか??



行動したいと思っている目的が本当に得たいものです。
その気持ちを思い返したら、それ絶対に手にしたいって気持ちが高まります。
ぜひ、失敗のことから頭を離して、自分の夢や目標を思い返してくださいね。

行動して得られるものと失うものを考える

自分の夢や目標が見えたら得たいって思えるよね。
じゃあ、それを手にしたときに、どんな気持ちになると思う?
それが叶ったら得られる感情ってどんなもの?
それを想像すると、もっとそれ欲しいって思えるよね。

それとね、
行動して失うものを考えてみて。
セッションの中でもクライアントさんに聞くことあるんだけど、
その時に多くの人がなんて答えると思う?

「なにもない・・・」

そうなの、めっちゃ恐れているけど、
実は行動してみて失うものってないの。

例えば、モニターを募集しているとするでしょ?
誰か知り合いに声をかけるのが怖い。
そんなことあるよね。

じゃあ、声をかけて得られるもの

・モニターが決まる
・その方はモニターには興味がないことが分かる
・モニターを誘うときにやったら良いこと、やらない方が良いことが分かる。


逆に、声をかけて失うものは?

・・・・・・・・・ない・・・・・・・・・・

恥ずかしいとか、そのあと話しづらいとか、
そうゆうのって自分の勝手な思い込みだよね。

こんな感じで、行動したときに得られるものと失うものを考えてみるのも、お勧めです。


失敗を恐れている時って、失敗することへの考え方や失敗したときの捉え方が大きく関係している。
その考え方と捉え方を変えていけば、どんどん行動できるようになってくるよ。

きちんと行動すれば、ちゃんと欲しい結果はついてくるから、
まずは行動できない部分を克服してどんどん動いてみてね。

自分を知るための質問シートは以下から入手できます。活用してみてね。