
「どうせ私なんて…」
「私には大した強みなんてない…」
「やりたいことがあるけど、私には出来るわけない…」
そんな自己否定がやめられないのは、スキル不足でも、努力不足でもありません。理由はもっとシンプルで、しかも改善できるものです。
本記事では、自己否定が続いてしまう心理と、そこから抜け出すための第一歩を解説。自分を責め続けて疲れてしまったアラフォー女性に読んでほしい内容です。
アラフォー女性が自己否定しやすい理由
アラフォー世代になると、世間の中では中堅になってきますよね。知っていて当たり前、出来て当たり前、そう思われることが増えていると感じるのではないでしょうか。
そうなると、期待されるほど出来ていない、大したものを持っていない。周りから期待されていると思っている要素を自分は持っていないと感じて自信を失いがちです。新人ではない、経験を積んできている、それなのに私は…と思ってしまいがちです。
また、仕事と育児の両立をしている方も多いので、ダブルタスクになっていて、どちらに関しても、中途半端だと感じている方も多いです。タスクが多いと、どれも完璧に出来ていないのではないかと、自分を責めてしまうのです。
周りに求められている年齢相応のスキルがないのではないか?マルチタスクで、全てが中途半端なのではないか?そのように疑うことで、自分は出来ていないと否定してしまうのです。
世代的に自己否定しやすい理由があるのですが、全ては自分基準で勝手に判断しているだけなのです。自己否定を引き起こす勘違いがあるので、その勘違いを正せば、自分のことをちゃんと評価できるようになります。では、どんな勘違いがあるのかを見ていきましょう。
自己否定を引き起こす3つの誤解
- 完璧を求めている
自分に対して褒める基準を高く設定して、少しでも失敗があると自分にダメ出しをしてしまいます。完璧でなければ価値がないと誤解しているため、少しのミスも許せなくなるのです。ただ、この完璧の基準は存在しないものが多いです。何をしたら褒められるかの定義が分かっていないのです。失敗することが許せないだけなのです。失敗したら、完璧ではなくなり、価値がないと勘違いしてしまい、自己否定に陥ってしまうのです。 - 他者と比較してしまう
周りの人と自分を比べて「自分は劣っている」と感じることが多くあります。特に、成功している人や幸せそうな人と比べることで、自分の価値を低く見積もってしまいます。常に自分より上だと思っている人と比較をするので、自分の価値を高く評価することはありません。しかし、本来のあなたの価値は比較から生まれるものではありません。他者との比較による評価が自分の評価だと勘違いしていると、自己否定に陥ってしまいます。 - 失敗や欠点ばかりに目を向けている
自分の失敗や欠点を引きずり、自分を責めていませんか?私の友人も、9割の出来たことではなく、出来なかった1割のことしか見ておらず、自己評価がものすごく低かったのです。自分はダメなんだ、人の役に立てていない、存在に価値がない、そのような自己評価になっていたのです。この友人の例を客観的に見れば、1割の失敗や欠点に目を向けて、自分に価値がないと思うのは、とんでもない勘違いなのが分かるかと思います。その評価が本当のあなたの世の中での評価ではないですよね。しかし、悪い方にしか視点が向いていなければ、自己否定に陥ってしまうのです。
これらの誤解を正すことが、自己否定から抜け出す第一歩となります。
“スキル”ではなく必要なのは〇〇
自信をつけるために資格やスキルを身につけようとする人が多いです。何かを始めるには資格を取っておいた方がいいとか、もっと自信をつけるためには学びを深めた方がいいとか、そうやってセミナージプシーになっている方も多いのが現状です。
そうなる原因が、「資格=自分の価値の証明」だという思い込みです。自分の価値は経歴や資格で決まると思い込んでいるのです。そうなると、資格やスキルで自分を武装してすごく見せようとしがちですが、本当に必要なのは、あなた自身がすでにもっている自分の価値に気づくことなのです。
「ありのままの自分では価値がない」という無意識の思い込みはありませんか?無意識だから気づいていないかもしれませんが、改めて問われるとどうですか?心当たりはありそうですか?
ありのままの自分では価値がないというのは、すでに自己否定をしていますよね。ということは、自己否定癖があるので、スキルを身につけても自己否定を覆すことはかなり難しいのです。
なので、自己否定してしまうあなたに必要なのは、思考のクセを変えることなのです。
自己否定から自分で自分を苦しめてしまっているのです。自分の思考のクセから自分を苦しめているということは、全て自分が行っていることなのでコントロールが可能なのです。よって、思考のクセを変えることで、そこから抜け出すことが出来るのです。自分を否定している状態では、心が苦しいだけではなく、自分が本当にやりたいことを実現できないですよね。そこから脱出しましょう。
スキルを身につけるのではなく、ノウハウを知ることでもなく、思考のクセを変えてあげることで、自分を否定する状態から解放されることが出来ます。
私がクライアントさん等に説明するときに、よくあなたの中に2人の人が居るとお伝えしています。真の自分と否定的な言葉をかけている意地悪な自分です。「あなたはダメ人間だ」、「あれも出来ていない」、「これも出来ていない」、「やっても無駄だよ」、「あなたに出来るわけない」もう一人の意地悪な自分が、毎日のように上記のような言葉をかけてきたら、どんな気持ちになりますか?つらくないですか?
このように、もう一人の自分をビジュアル化すると、どれだけ意地悪でひどい言葉をかけているかに気づくと思います。自己否定に導いているのは、この意地悪なもう一人の自分なのです。それを優しい自分に変えてあげましょう。そうすることで、自分を肯定する気持ちが育っていきますよ。
今日からできる簡単な自己肯定ワーク
先ほど、優しい自分に変えてあげると書きましたよね。思考のクセを変えるには、自分がどんな思考パターンを持っているのかに気づくことが大事です。思考のパターンとは、何かあった時に、どんな捉え方をして、どんな考えになっているかということです。なので、もう一人の自分をビジュアル化してみることが有効です。
そして、自分を否定するようなことを言ってくる、意地悪な自分が存在していることに気づいたら、その意地悪な自分にバイバイしましょう。「おつかれさまでした。」と労って、さよならしましょう。そして、優しい自分にバトンタッチするのです。
具体的にどうするかというと、今までの否定的な言葉のシャワーの代わりに、本当はどんな言葉をかけて欲しいかを考えて、それを言ってあげるのです。
「よく頑張ってるね」、「これは出来なかったかもしれないけど、出来たこともいっぱいあるじゃん」、「あなたにも出来るよ」、「可能性は無限大だね」などと言ってもらったら、気持ちに変化はありそうですか?
もう一人の自分を優しい肯定的な人に変えてあげるのです。どんな言葉をかけてもらっているかで、あなたの気持ちは大きく変わります。思考がどんどん変化してきます。環境の力は偉大なのです。あなたを居心地の良い環境にしてあげられるのは、あなた自身なんですよ。
大事なのは、視点を変えることです。ないものではなく、あるものに目を向けよう。出来なかったことではなく、出来たことに目を向けよう。コントロールできないことではなく、コントロールできることに目を向けよう。それが大事なのですが、理屈では分かっても、なかなか実践出来ないものです。
ですから、もう一人の自分を変えてあげる、今までと違う声掛けをしてあげるという分かりやすいところから、はじめてみませんか?意識していると見えてくるので、やりやすいと思います。時間もお金もかかりません、意識するだけです。ぜひ、試してみてください。
まとめ
自己否定のループから抜けるには、スキルではなく「正しい視点」が必要です。そのためには、自分がどんな視点を持っていて、どんな思考をしていて、どんな捉え方をしているかを知るところから始まります。
そして、あなたがすでに持っているものに目を向けることが大事なのです。ありのままの自分に価値があることを体感することは自己否定から抜け出すのに非常に有効なのです。
体験セッションでは、あなたの魅力を一緒に見つけ、自己否定が少しずつ薄れていく感覚を実感できます。
ひとりで抱え込まず、気軽に話しにきてくださいね。









