コーチングって言葉が世の中にだいぶ浸透してきたとはいえ、
正直よく分からないって人も多いのではないですかね?
私はコーチングを仕事にすると決めて学んだので分かっていますが、
始める前までは会社でコーチングを受けている上司がいたり講座などもあったみたいですが、ハッキリ言ってよく知りませんでした。
私自身、会社を辞めるときにコーチングやるんだって言った時に、
「それって宗教?」って聞かれた経験もあります。
言葉が独り歩きしているから、
いまさら、「それなに?」って聞けないとか、
コンサルとコーチの違いってなんなの?って分からない方へ、
コーチやコーチングについて説明していきますね。
コーチって何者なの?
コーチと言えば、スポーツのコーチが有名ですよね。
例えば、野球のコーチをやっていると言われたら、
100%に近い人が、何をやっている人か想像つくと思います。
しかし、スポーツではないコーチって
何やっている人かよく分からないし、
怪しいって思う人もいますよね、
しかし、語源は同じです。
コーチには馬車という意味があります。
ハンガリーのコチという地域で鋼鉄ばねをサスペンションに使った馬車の製造が始まり、この馬車のことをコチと呼んでいました。
馬車の登場により目的地により早くたどり着くことが出来るようになりました。
この目的地まで人を早く運ぶことをなぞらえて、
目標達成を最短で実現するようサポートする人をコーチと呼ぶようになりました。
コーチの定義が分かったところで、
次はコーチとは具体的に何をする人なのでしょうか?
どのように目標達成をサポートするのでしょうか?
コーチは目標を達成させる人ではありません。
目標達成をサポートするけど、目標達成させる人ではないのです。
なんか、ややこしいですよね。
要は、コーチ自身が行動して何かをやってあげるわけではなく、
目標達成が出来るよう行動を促す役割なのです。
例えばスポーツ選手はいろいろなトレーニングをこなしますが、
コーチがやるわけではないですよね。
必要に応じて一緒にやることはあるかもしれませんが、
基本的に体を動かすのは選手です。それと同じことです。
しかし、選手の潜在能力を引き出し、選手に合ったやり方を提案し、
選手がトレーニングしたいと思えるように導くことはやっていますよね。
これがコーチの役割なんです。
クライアントさんの可能性を信じ、強みや魅力を引き出し、
個々に合ったやり方を一緒に見つけて、「やりたい」と思えるように導くのがコーチなんです。
コンサルは、スキル、ノウハウ、やり方を教えますが、
コーチは教えるのではなく、自分でどのようにやることで目標達成が出来るのかを考える力を引き出し、どうやったら成果が出るのかを考え、それをやりたいと思えるように思考を変換することが仕事になります。コンサルとは役割が違いますよね。
よって、コーチとはクライアントさん自身が目標達成できる体質にするために、
クライアントさんと関わっていく立場の人なんです。
コーチングとは何をするのか
コーチは目標達成をサポートしますが、その過程で行う行為がコーチングです。
セッションの中でコーチングのスキルを使って目標達成できるよう行動を促すのです。
「コーチング受けて良かったよ。」
と聞くことはありますが、具体的にコーチングで何をやるのか経験していなければ分からないし、本当に良いものか疑う気持ちがあったら受けようとも思いませんよね。
なので、興味はあるけど、具体的にどんなことをするのか気になりますよね。
もちろん、人によって違うので、具体的に○○しますと言えるわけではないですが、クライアントさん自身が自分を知って気づきを得るような対話をしていきます。
何を求めているのか。
どこに向かいたいのか。
何が問題なのか。
何に躓いているのか。
何が邪魔しているのか。
ボトルネックは何なのか。
行動出来ない理由はなにか。
何があればうまくいくのか。
どうなったら嬉しいのか。
など、本人が気づいていない思考や可能性までも引き出していくのです。
自分のことは自分が一番分かっていないですし、
日々、忙しく過ごしている中で自分と向き合う時間を取れている人は少ないです。
また、正解を外に求めがちで自分の中に答えがあると思っている人も少ないので、
質問され対話をすることで目からウロコが出るようなことが沢山出てくるのです。
その出てきたものこそ、目標達成をするのに重要なものなんです。
この気づきから行動に移すことで成果を上げられるのです。
逆に言うと、それがなければ目標達成するのは難しいのです。
それを自分で見つけるのは困難なのでコーチングセッションが有効になるんです。
このプロセスこそがコーチングになります。
コーチとコンサル、どっちがいいの?
コンサルを受けて効果が出なかった、
コンサルを受けて逆にメンタルをやられた。
そんな声もよく聞きます。
コンサルは、自分の能力をすでに発揮できていて
行動出来るマインドを持っていて
やり方さえ分かれば動けるって方にはとても有効です。
しかし、自分に自信がないし、
やりたいことがいまいち分からない、
自分の可能性が信じられていない、
やり方が分かってもなかなか行動に移せない、
自分の思いを形にしたい、
そんな方にはコーチングの方が向いています。
なぜなら、コーチングを受けることで、
自分の潜在能力を活かして進むことが出来るし、
行動出来ないブレーキになっているものも外していけるし、
何より自己肯定感が上がって自信を持って進めていけるんです。
そうすると、目標達成がグンと近づくし、
自分の思いを形にしていくことができます。
何かを成し遂げた方には必ずコーチやらメンターやらがいたと言われています。
自分で出来ないから頼るのではなく、
自分の力を最大限発揮するためにコーチを活用するんです。
それがコンサルではなく、コーチの役割なんです。
あなたの目標を達成するのに足りないものは何ですか?
やり方を教えるコンサルではなく、
あなたの力を引き出すコーチの方かもしれませんね。
ご自身に合った方を選ぶと効果がありますよ。
気になる場合は、どちらも体験してみるのも手です。
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